tourtoyako
ツーリング洞爺湖8日目 重茂半島縦断(上)青い空と海に浮かぶ本州最東端の真っ白な灯台
ツーリング洞爺湖8日目の6月26日、いよいよ最難関と予想していた重茂半島縦断にチャレンジ。
前夜山小屋で温かくもてなしていただいた川端さんと一緒に記念撮影。
川端さんが掲げている旗には「小○」と記されている。 この由来は後日詳しく紹介したい。国道45号線を外れて重茂方面へ向かう。 しばらくは漁村のなかを進むが、そこからは徐々に坂の勾配がきつくなる。
途中で小学生の登校の列とすれ違うと、斉藤さんのトレーラーを見て、「何あれ! 面白い!!」と叫ぶ子どもたち。
しかしほどなく急激な山道が始まった。まさに日光の「いろは坂」をさらに険しくした林道で、とてもじゃないが勾配を見ただけで「これはとても無理」と自転車を降りるしかない箇所もある。 ここでも斉藤さんは黙々とトレーラーを牽引してMTBをこぎ続けた。
私は自転車を押そうにも、余りにも坂が急で思うようにいかない。 おまけに私のSPDシューズはクリート部分が滑りがちで、歩き難いからやたらと疲れる。 まさに「笑うしかない」状態だ。
それでも道は舗装されているから、今でこそ車ならなんとか移動できる。しかし一昔前までは、半島を船で廻ったほうが楽だったに違いない。
だからこそと言ったらいいのか、くねくねとした林道を何度もアップダウンしながら進んだ先にある漁村の風景はとても素晴らしいものだ。 何より海がものすごく美しい。
道は険しいが、その分この日の行程はかなり短めを予定。重茂半島を縦断して宮古に抜けるだけの道のりだ。
そのため午前9時ごろには半島中央に到着。
道の途中の分岐点に、本州最東端トドヶ崎への案内が掲げられている。宮古に抜けるルートを外れて一端姉吉の海岸線まで降り、そこから徒歩で向かうのだ。
事前にネットで調べていた私は、「ぜひ行きましょう!」と提起。
横山さんも「まだ午前9時だし楽勝だよ。ぜひ行きましょう!」と応じてくれ、姉吉まで一気に下る。 小さな漁港に自転車を置き、トドヶ崎へ向け海岸線の崖に造られた遊歩道を歩き始める。
右手には断崖絶壁の海、左手には森林が広がるこの道を4キロほど進む。
1時間ほど歩くと徐々に林が開けてきて、ついに目の前に巨大な白い灯台が現れた。
青い空、蒼い海、そして真っ白な灯台。まるで絵に描いたような景色だ。
灯台の脇には展望台もあり、太平洋が一望できる。
とは言え、この先にまだどんな試練が待ち受けているかも分らない私たちは、灯台から海へせり出した場所にある「本州最東端の碑」へ。
この場所はかなりのお薦めポイントなので、ぜひ一度行く価値あり。自転車で行けばさらにその価値は高まるかも。
