Bicycle

 埼玉~富山360キロツーリング最終日は、ほぼ海沿いの110キロのコース。
 前日がハードだっただけに気が楽だった。

20080503track.jpg 朝7時半過ぎに宿を出発。
 直江津までの国道18号は下りが続き、車道には十分な自転車レーンが整備されており快適に進む。

20080503-1.jpg あっと言う間に直江津に着き、ここから事前に調べておいた久比岐サイクリングロードに入る。
 この道は旧北陸線跡地に造られたようで、国道18号と並行して海沿いを走る快適なCRだ。

 途中には何箇所もトンネルがある。入口はこんな感じ。

20080503-2.jpg 中はこんな感じで電灯も整備されている。

20080503-3.jpg 天気も快晴で、絶好のサイクリング日和。
 右手には日本海の穏やかな青い海。

20080503-5.jpg 携帯動画を少しだけどうぞ。
  http://www.ihope.jp/kubikicr.3GP

 途中で4名のロード組みに追い抜かれた。

20080503-4.jpg このCRは糸魚川近くまで30キロほど続いていた。
 途中、先ほど追い抜いていったロード組みの人と走行しながら会話。

 彼らは群馬・高崎から車で直江津まで来て、このCRを糸魚川まで往復して還るそうだ。
 皆ピナレロやオペラにまたがっている。偶然にもピナレロ仲間に出会えて嬉しかった。

 彼らと糸魚川で別れ、昼食を摂る。
 いよいよ最後の山場となる18号の親不知に向かう。

 昔から「陸の難所」と呼ばれ、現在も海沿いの崖に片側1車線、しかも路肩のほとんどない道があるだけ。
 しかもかなりの登りが続く。
 
 GWで交通量は少なめだが、時折大型車両が轟音を立てて追い抜いていく。
 半トンネル構造で視界は暗いし、ここを自転車で走行するのはかなり危険だ。
 とにかく少しでも早く脱出しようと必死でペダルを廻した。

20080503-7.jpg 最も厳しいトンネル箇所には、さすがに自転車・歩行者専用のバイパスがあった。
 その入口で出合ったザックを背負った徒歩の男性。
 「本当に命がけですね。こんな道が全部についてればいいのに・・・」と語っていた。

20080503-8.jpg この恐怖の親不知を越えれば、後は18号を快適に走行し、入善あたりから県道に入る。
 田植えを前に一面の田んぼには水が張られていた。
 立山連峰も見事に見える。

20080503-9.jpg ほどなく黒部川河口に到着してついに360キロツーリングを無事終了。
 この日の標高プロファイルで、後半のアップダウンのピークは親不知。
 あそこさえなければ快適なツーリングだった。

20080503profile.jpg

 埼玉~富山360キロツーリング2日目は、群馬県磯部から碓氷峠を越え長野県を通過して新潟県に入る一番ハードなコース。

20080502track.jpg 早朝6時に宿を出発し、早速国道18号の登りが続く。
 徐々に傾斜がきつくなり、気が付くと「峠の釜飯」で有名な横川だ。

 いよいよこの先から碓氷峠に突入。
 宿からこの辺りまでは目立った宿泊施設もなく、どうやら前夜磯部で泊まったのは正解だったようだ。

 早朝の旧道にはほとんど車の通行もなく、ジグザグに切ってある峠道を黙々と登り続ける。
 しばらく行くと、碓氷湖の標識が。気持ち良い朝の空気のなかで鳥が鳴いている。

20080502-1.JPG しばし休憩して先を急ぐ。とにかく峠越えにどれだけ時間がかかるかまったく分らなかったからだ。
 途中、有名な旧信越本線碓氷第3アーチ(通称めがね橋)が現れた。

20080502-2.JPG 当時この区間は国鉄最急勾配だったと看板に記されている。

20080502-3.JPG さらに峠道は延々と続き、さすがに途中何度か坂道で立ち止まる。
 しかし自転車を引いて歩くことはせず、苦痛に声を上げながらもペダルを廻し続けた。
 そして午前8時20分、ついに碓氷峠から軽井沢への分水嶺に到達。

 ここからは長野市内まで基本的に下りが続く。
 早朝の軽井沢市街を抜け、国道18号を延々と下る。
 さすがに急勾配が多く、わがピナレロは車と遜色ないスピードで疾走してくれる。
 ロードバイクの醍醐味だ。

 しかし延々たる下り坂も楽ではない。
 同じ姿勢が続くせいか、だんだん肩や背中が痛くなる。
 いい加減うんざりしつつあったところで上田市内に到着。

 ここから事前にリサーチしていた千曲川サイクリングロードに入る。
 上田市から長野市手前まで、千曲川左岸を走る30キロ近いCRだ。

20080502-4.JPG 時折国道に出ることを余儀なくされるが、大方は快適に走ることができる。
 その途中にある、大望橋と名付けられた黄色の橋。軽自動車1台と歩行者、自転車しか通れないが、千曲川にかかる長い橋だ。こんな狭くて長い橋は初めて見た。

20080502-5.JPG このCRを進み、長野市手前で再度18号に入る。
 そして正午過ぎに昼食に入ったラーメン屋で大休憩。
 既に90キロ近く走り、疲労もたまりつつあり、これからなお70キロ走ると思うと気分が重くなる。
 しかも再度の登りが待っている。

 予想した通り、ここからが大変だった。
 長野市内を抜けるまではゆるやかな下りが続いたが、いよいよ市街から外れると18号は徐々に登り坂となる。
 しかも、碓氷峠のように小刻みにジグザクに切ってあるのではなく、延々たる登り坂が続いている。傾斜もかなりきつい。
 この日最大の試練が始まった。

20080502-6.JPG 問題はこの坂がいつまで続くのかにあった。
 午後3時過ぎ、宿まで後50キロ近くの地点で体力は限界に達しつつあった。どんなにがんばっても坂道での時速は7~8キロ程度しか出ない。
 もし残り50キロがすべて登りだとすると、宿までさらに7~8時間かかることになる。「へたをすると到着は深夜になるか・・・」と暗澹たる気持ちとなっていた。

 しかしそれから1時間ほど、少しずつ傾斜が緩くなる道を必死に走ると、ついに新潟県境に到着した。左手に妙高山が見える橋の上が県境で、それを越えてから最後の30キロは下りの連続。
 わずか1時間ほどで宿に辿り着いた。

20080502-7.JPG この日の標高データを見ると、碓氷峠越えで800メートル、さらに新潟県境越えで400メートルの登り返し、合計1200メートルを登坂したことが分る。

 当時ビギナーにしては我ながらよくやったと思うが、アルプス越えのツールドフランスなどと比べれば、まだまだ子どものお遊びのレベルかもしれない。

20080502profile.jpg

 2008年5月に行った埼玉~富山間の360キロ自転車ツーリングの記録。
 
 第1日目のルートは、まず国道17号をひたすら北上して高崎市内へ。

20080501track.jpg 17号は実にフラットな道で、ほとんどストレスなく時速30キロ前後で走行できた。
 朝7時半頃に埼玉市内を出発して、正午過ぎには高崎市内で国道18号に入る。

 ここから1日目の宿までは20キロ前後しかないのでのんびり行こうと思っていた矢先、18号の左手に土手が。

 なんとなくこの土手に上がると碓氷川が流れ、そこに趣のある木の橋がかかっていた。
 この橋の上でしばし休憩。
 来た道を振り返れば高崎市街が望める。

20080501-1.JPG この土手を少し進むと、なんと碓氷川サイクリングロードの看板が。
 思いがけずにCRに入ることができ大喜び。
 GPSで確認すると、ほぼ18号に並行して碓氷川が流れているから、できる限りのこのCRを進むことにする。

20080501-2.JPG それでも午後2時過ぎには宿のすぐそばまで到達。
 チェックインの午後3時まで時間をつぶして、余裕で宿に入った。

 この日のルートの標高プロファイルを見ると、標高250メートルぐらいまで登ったことが分る。

20080501profile.jpg この日は余りにも楽すぎて、次の日の碓氷峠越え160キロを考えるとちょっと失敗したかなと後悔した。

 久しぶりのエコサイクルツアーの企画が決まった。

 今回は千葉県の鴨川自然王国へのツーリング。

 日帰りも可能なお気軽ツアー。
 興味のある方はぜひ!

 以下、エコサイクルツアーのブログより。

 みなさん。
 エコ社会の実現は、日本農業の再建ぬきにはない。
 という認識のもと、自給自足の農業モデルを訪問するサイクルツーリングです。

 初夏(梅雨)の房総を走りながら、自然の尊さ農業の大切さを体感しましょう。

 日時  2010年6月13日(日)~14日(月)
     ※13日のみの(日帰り)参加可能です。

 目的地 鴨川自然王国(鴨川市平塚)

 集合  13日午前8時 JR市川駅北口

 コース 市川駅8:00→(自走)→千葉駅10:00→(輪行)
     →青掘12:00→(自走)→鴨川自然王国15:00
     見学―夕食16:30(カレー)→(日帰りの方は自走で)
     →保田18:30→(輪行)

     宿泊組は翌日出荷作業の手伝い
     ―午後(自走で)→保田→(輪行)→帰宅

 参加費
 日帰りの場合 見学費(500円)+夕食(200円)=700円+輪行交通費
  宿泊の場合 宿泊費(2800円)+見学費(500円)
                    +夕食・朝食(400円)=3700円+輪行交通費

 こんなところですが、ふるってご参加ください。  
 ※雨天決行(笑)。 

 今回の水のウォークの主旨の一つは、錦川上流に計画されている平瀬ダムの建設中止を訴えること。

 1日目の森林保全活動を終えた参加者に合流し、ダム建設予定地を視察した。

 ダム建設予定地は目の前の小山の左手奥になる。 waterwalk1-11.JPG

 水のウォーク1日目、地元の人たちは錦川上流で森林保全活動に取り組んだが、私は自宅の埼玉県からの移動日に。

 普段通勤に使用しているMTBを持っての輪行。

 羽田から山口宇部空港まで飛んで、新山口から新幹線で新岩国へ。
 新幹線の改札を出て300メートルほど歩くと錦川清流線の御庄駅がある。
 
 無人駅でしばらく待つと、単線の上をディーゼル車がやってきた。
 1両だけのワンマンカーだ。

waterwalk1-1.JPG

 昨日のBee'sCafeは最高に楽しかった。
 
 詳しい話は後日として、明日から私は山口県での「水のウォーク」に参加。
20090916214232fc7.jpg 
 ウォークのゴールは、山口県上関町に中国電力が計画している新規原発の建設予定地だ。

 予定地の対岸に浮かぶ祝島では、ほぼ島ぐるみで原発に反対しており、中国電力が漁業補償金として一方的に漁協に振り込んできた10億円の受け取りを拒否している。

 島の人たちは「海は金で売れん」と語り、豊かな海の恵みのなかで余計なお金を使わず自給自足に近い生活を営んでいる。

 原発ができれば、放射能を含んだ大量の温排水により祝島の人々が何百年にわたって守り続けてきた漁場は破壊される。

 持続可能な未来を示唆する瀬戸内の宝・祝島の人々の生活を守れずして、これからの日本の未来はないと私は強く感じる。

 明日からのウォークで、少しでも多くの人たちにアピールしたい。

 Bee'sCafeでは、祝島へ届ける布メッセージに多くの人が協力していくれた。
beescafe1.JPG 
 ウォークの様子はMoblogで毎日報告したい。

 美しい清流で知られる山口県東部の錦川。
 今この川の上流にもダム建設問題が持ち上がっています。

 さらに川を下った河口は、米空母艦載機移転問題で揺れる街岩国です。
 住民投票で多くの住民が反対の意思を示したにも関わらず、問題は解決していません。

 岩国から瀬戸内海を南に下れば、中国電力が計画する上関原発の建設予定地である長島に至ります。
 対岸4キロ先、スナメリが泳ぐ美しい海に浮かぶ祝島では、ほとんどの島民が原発建設に反対していますが、中国電力は今秋にも埋立工事を開始しようとしています。

 ツーリング洞爺湖2008でも実感したことですが、日本列島にわずかに残った美しい自然環境が、国策や開発の名の下にさらに破壊されようとしているのです。

 こんな時代だからこそ、私たちが本当に守るべき自然や故郷の素晴らしさを実感する自転車の旅に参加しませんか?

 今回の企画は、錦川をカヌーで下り、そのまま瀬戸内海に出て長島を目指すパドラーたちとのコラボ企画です。
 同じく「こぐ」仲間として水上と陸上で連携し、一緒にキャンプしながら進みます。

<日時> 2009年10月6日(火)~10日(土) 5日間のキャンプ
<場所> 山口県岩国市錦町 ~ 山口県熊毛郡上関町田ノ浦(原発予定地)
     (錦川沿い約50キロ、瀬戸内海沿い約50キロ、合計約100キロ)

 昨年の今日6月19日は、洞爺湖サミットへ向けた自転車ツーリングキャンペーンの初日。
 環境省や経済産業省などに申し入れをした後、国会前をスタートした。
 川原湯温泉の山木館でゆっくりお湯につかり、美味しい料理を堪能して明けた3日目。
 前日の冷たい雨とはうってかわって気持ち良い晴天。

 最近の自転車ブームの波はますます強まっている。
 自転車利用に関する効能を記した『自転車市民権宣言』(リサイクル文化社)を読んで、あなたもツーキニストになろう。

 八ッ場エコサイクルツアー2日目の後半は、川原湯温泉とは吾妻川をはさんで対岸となる林地区と川原畑地区を見学。

 2日目は未明から降り出した冷たい雨のなかのスタート。
 前日の鴇沢さんのトラブルもあり、安全第一で川原湯温泉まで輪行することに決定。

 1日目は午前9時に荒川サイクリングロード秋ケ瀬橋に集合。
 ブログを見て見送りに駆けつけてくれたbunaibuさん、のむのめさんを含めて総勢7名が集まったが、神奈川の自宅から輪行してくる鴇沢さんと連絡がとれない。

さすがに疲れたが色々収穫はあった。

とりあえず今朝の上毛新聞に記事が掲載されたのでそれをアップ。

ecocycletour.jpg

 

 韓流『レオン』とも呼ぶべきこの映画。
 ストーリーや映画の評価はともかく、私は自転車乗りにぜひこの映画を薦めたい。

 舞台設定はオランダ。当然現地でのオールロケとなっている。
 オランダと言えば、知る人ぞ知る自転車王国。
 映画のあらゆる場面に自転車が登場する。

 今年12月コペンハーゲンで開催されるCOP15(気候変動枠組条約締約国会議)へ向けて、開催国デンマークの大使が日本全国でCOP15サイクリング・ツアーを行う。

 詳細は以下のページを。
  http://cop15.jp/

 4月19日に参加した東京アースデイ自転車ライド。
 お昼過ぎ、神宮外苑銀杏並木に300台の自転車がずらりと並んだ。小さな子どもを連れた家族連れや外国人の姿も見える。
 ママチャリからクロスバイク、さらに本格的なロードバイクまで自転車の種類も実に様々。

  若山牧水が愛でた美しい吾妻渓谷。
 八ッ場ダムが建設されれば、美しい景観は破壊されてしまいます。

 情緒豊かな川原湯温泉街も無くなってしまうかも。
 本当に大切なものは何か? 自転車で自然の中を走りながら考えてみませんか!

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プロフィール

渡瀬義孝 2008年洞爺湖サミットの開催に合わせ自転車で東京~洞爺湖~札幌1500キロを走破したツーリング洞爺湖に参加。持続可能な未来へ向けエコロジーでリベラルなライフスタイルを! yoshitaka@ihope.jp

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