Ecology
アインシュタインが危惧した異常事態 世界各地でハチがいなくなる蜂群崩壊症候群(CCD)が起きている
ここ数年、世界各地である日突然ハチの群れがいなくなる異常事態が報告されている。
「ハチがいなくなったら蜂蜜が食べられなくなる」と思うかもしれないが、食べられなくなるのは蜂蜜だけではない。
この異常現象を予告するかのように、アインシュタインは次のように語っていた。
If the bee disappears from the surface of the earth, man would have no more than four years to live. No more bees, no more pollination, no more plants, no more man.
「もしハチが地球上からいなくなると、人間は4年以上生きられない。ハチがいなくなれば受粉ができなく、植物は育たず、そして人間は滅びる」
ハチの群れが突然失踪する現象は、「蜂群崩壊症候群(CCD)」と呼ばれる。
フランスでは原因をネオニコチノイド系農薬と断定し、使用を禁止する最高裁判決が出ている。
ところが日本では、JAがカメムシ駆除用の農薬として「有機リン系」から「ネオニコチノイド系」への変更を農家に薦めており、ほとんど野放し状態だ。
CCDの原因は未だ確定していると言えないかもしれないが、農業大国であるアメリカはCCD研究に多額の予算を投じているようだ。
自然界のバランスが崩れれば、生態系の頂点に立つ人類もまた深刻な影響を受ける。
CCDは、環境を破壊し続ける人類に対する自然からの警告かもしれない。
関連記事
- 各地の原発で本格化するプルサーマル 危険なMOX燃料の海上輸送に沿岸諸国は強く抗議している
- 九州電力玄海原発3号機、四国電力伊方原発3号機でプルサーマルが始まっている。 ...
- 「人類の危機」レポート『成長の限界』から40年 デニス・メドウズ氏は再度「これからの20年で人類が経験することは過去200年の変化よりも大きい」と指摘
- 地球環境問題を包括的に指摘したバイブルとも言える書『成長の限界』。 1971年...
- 原発に偏重した日本のエネルギー政策はガラパゴス化の最たるもの 原子力政策大綱の見直しは急務
- 日本の原子力政策の方向を決める既存の「原子力政策大綱」は、2005年10月に策...
- 日本広告審査機構(JARO)は「原発はクリーン」との電事連広告を不適切と裁定 ところが(財)日本原子力文化振興財団は真逆の「原子力ポスターコンクール」を開催
- 「原子力発電はクリーンな電気のつくり方」 誰が考えついたかしらないが、あまりに...
- 映画『祝の島(ほうりのしま)』分をわきまえた人間の営みこそ持続可能な未来につながる 原発よりもはるかに偉大な祝島の棚田
- 30年近く中国電力の上関原発計画に反対を続けている島がある。 瀬戸内の入口、山...
- 限界集落で有畜循環有機農業を実践する「土遊野」農場 日本農業再生の方向を見事に示唆している
- 2008年5月、富山県富山市(旧大沢野町)の土(ど)集落で有畜循環有機農業を営...
- アインシュタインが危惧した異常事態 世界各地でハチがいなくなる蜂群崩壊症候群(CCD)が起きている
- ここ数年、世界各地である日突然ハチの群れがいなくなる異常事態が報告されている。...
- 「できるぞ! エネルギーシフト!」ワールドカフェと飯田哲也さんの講演は大盛況 自然エネルギーへの転換は小規模分散型革命で!
- 7月22日午後7時より都内下北沢らぷらすで、「ワールドカフェとトー...
- 『母なる大地を守りたい ~立ち上がるアメリカ先住民~』 ウラン鉱山開発に反対するネイティブの闘いは日本の原発立地地域とまったく同じ困難を抱えている
- 前編では先住民居留区での天然ガス開発に反対するシャイアンの人々や、アラスカ北極...
- 映画『アバター(Avatar)』 キャメロン監督はヒューマニズムから環境へと大きくテーマを転換した
- 映画『アバター』は近年にない名作である。 ジェームス・キャメロン監督の代表的な...
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://www.ihope.jp/mt/mt-tb.cgi/604

コメントする