Ecology

生物多様性の宝庫・田ノ浦を埋め立てればこの美しい海は死んでしまう

2010年4月15日 14:47 | コメント(7) | トラックバック(1)

 上関原発計画を進める中国電力は、ついに予定地田ノ浦の埋め立てに本格的に着手するための準備作業に入った。

 昨年現地を訪れた私は、息をのむ海の美しさに魅了された。

 原発の是非はひとまずおくにしても、あの美しい海を埋め立てることだけは止めてほしい。

 田ノ浦は、世界の生物学者がその生物多様性に驚嘆するほどの、瀬戸内の原風景を唯一残す「宝の海」だ。

 現地でウォークしながら撮影した写真をぜひ見てほしい。
 こんなにも美しい海を守るのは、将来世代に対する私たちの責務ではないだろうか?

 まずは長島周辺の風景から。

nagashima1.JPG

 長島はその名の通りもともとは島。しかしこの橋がかけられたことで「島」意識は薄くなったと言われる。  

nagashima2.JPG 貨物船の波に対処姿勢をとるシーカヤック。
 この海をこよなく愛するシーマンたちだ。  

nagashima3.JPG 歩いていても本当に気持いい景色。  

nagashima4.JPG 穏やかな瀬戸内はまるで湖のように静かだ。  

nagashima5.JPG 海の透明度もすごい。
 しかしこのあたりはすでに原発予定地のすぐそば。  

nagashima6.JPG そしてこの浜、田ノ浦が埋め立てられようとしている。  

nagashima8.JPG シーカヤックも田ノ浦に到着。

nagashima9.JPG nagashima10.JPG nagashima11.JPG 目の前に祝島が見える。
 もしここに原発が建てば、祝島からは目と鼻の先。

nagashima12.JPG nagashima13.JPG  安心して素足で入れる砂浜。  

nagashima14.JPG ウォークに参加したみんなで。

nagashima15.JPG nagashima16.JPG

 シーカヤックが帰路につくと、祝島の漁船が。 

nagashima17.JPG  nagashima18.JPG  nagashima19.JPG nagashima20.JPG nagashima21.JPG nagashima22.JPG 陸上の人たちとエール交換。 

nagashima23.JPG  nagashima24.JPG  こんな風景は、ここに原発が建てばすべて破壊されてしまう。

 ちなみにこれが建設予定図。

nagashima7.JPG 白い部分は中国電力が土地を買収できなかった。
 そのため田ノ浦を埋め立てて無理やり海側に建屋を移動する計画。

 しかし肝心の原子炉設置許可は未だ審査中。
 設置許可すら得ていないのに、なぜ中国電力はこんなに工事を焦るのか?

 きっと彼らも、この海の素晴らしさを知っていて、これが多くの人に知られることを恐れているからかもしれない。

 現地の最新情報はこちらを。
   http://radio-active.cocolog-nifty.com/

 この美しい海の埋め立てに疑問を感じた方は、ぜひ中国電力へ問い合わせてみてください。

 中国電力の連絡先は以下です。
   TEL 082-241-0211
   FAX 082-523-6185

 

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コメント(7)

はじめまして、papaといいます。
原子力について、いろいろ調べていて、渡瀬さまの撮られた美しい祝島の写真を拝見しました。
ネット上にあるたくさんの画像を拝見した中で、こちらの記事の4枚目のものが一番美しいと感じました。

空色と海の対比。グラデーションが、とてもきれいです。
祝島のレポートを書くのに、4枚目、19枚目の船の画像、最後の3枚をお借りできないかと考えているのですが、いかがでしょうか。

初めて伺った方に、お願いするのも不躾とは思いましたが、どうぞ宜しくお願いいたします。

papaさん

はじめまして。
祝島のレポートに私の写真がお役に立てれば嬉しいです。
このブログ、ないしはこのページのアドレスをソースとして明示していただければ幸いです。

残念なことに、祝島の対岸の田ノ浦の埋め立て工事が始まろうとしていますね。
少しでも多くの方にこの問題を知っていただき、原発建設を止める世論を大きくしたいですね。

初めまして。
僕の知り合いもそちらで反対運動の行かれた方がいます。

僕はカフェを経営しています。

海は誰のものでもないです、何か協力できることがあれば、ご連絡ください。

yoshitakaさま、ご快諾頂きまして、心から感謝いたします。

アドレスの方も掲示させて頂きますね。
有り難うございます。

kaalさん

コメントありがとうございます。
私もできることならすぐにでも田ノ浦に駆けつけたいのですが、残念ながらできません。
その分、ブログやツイッターで情報発信しています。

それぞれができることをちょっとでもいいからやることが大切だと思います。

祝島、文章にしました。

http://blog.livedoor.jp/bluetailhappiness/archives/1107624.html

環境については、勉強中です。
関連する記事に、いろいろ興味のあるものが多いので、時間をかけて呼んでいきたいと思っています。
どうぞ宜しくお願いいたします。

papaさん

文書拝読しました。
とても素敵な文書ですね。

祝島の人たちは、原発に反対なのではなく、ただこれまで通りの生活を続けたいだけなのです。

わずか数十年電気を生み出すだけで、その後何万年も環境を汚染する原発。
現在の私たちの欲望を満たすために、未来の世代にツケを押し付けていいのか。

自分たち自身の問題として考えていきたいですね。

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プロフィール

渡瀬義孝 2008年洞爺湖サミットの開催に合わせ自転車で東京~洞爺湖~札幌1500キロを走破したツーリング洞爺湖に参加。持続可能な未来へ向けエコロジーでリベラルなライフスタイルを! yoshitaka@ihope.jp

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