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NHKスペシャル『女と男 最新科学が読み解く性』第2回「何が違う?なぜ違う?」結論を急ぐ男とプロセスを重視する女

2010年4月14日 11:05 | コメント(2) | トラックバック(0)

 このシリーズの2作目は、脳科学や生物学の最新の知見を駆使し、男女の違いをより突っ込んで解明する。

 解説はこうだ。

 「いま、『男女差』が次々と見つかっています。特に、脳は性ホルモンなどの影響で男女差が生まれていることがはっきりしてきました。

 なぜ脳が男女で違うのでしょうか? それは「ともに生き延びる」ためだといいます。

 長い狩猟採集時代、祖先は役割分担をして、多様な食糧を確保する生存戦略をとりました。それが男女の脳の差を生んだと考えられています。

 医学や教育などではじまっている、男女の差に注目する新たな潮流を描きます」

nhk-love3.jpg

 驚いたのは、既にアメリカの公立小学校の多くは、男女別のクラスを試験的に実施していることだ。

 落ちこぼれをなくすには、男女の性差を踏まえた適切な教育をしたほうがいいとの判断で、たとえばじっとしていることが苦手な男の子の読書は、寝そべるなど自由な姿勢でさせる。

 女の子は協調し合うのが上手なので、ペアで学習させて教え合う。
 これが競争心の強い男の子と一緒だと上手くいかないらしい。

nhk-love4.jpg 今や企業もまた、こうした男女の差を踏まえた経営戦略を模索している。

 例えばあるコンサルティング会社が顧客にサービスを提示する際、CEOが男性か女性かによって違う方法を採用する。

 CEOが男性の場合には、明確な方針を提示し、それを権威づけるためにできるだけ役職の高い担当を派遣する。
 男性ははっきりとした結論を求め、また権威主義的に思考する傾向が強いからだ。

 逆にCEOが女性の場合、結論を一本に絞らず、まずは問題意識の共有を重視し、できるだけ現場に近い担当者を派遣する。
 女性は結論よりもプロセスを重視し、一つの答えに縛られるのを嫌う傾向が強いからだ。

 こうした男女の性差は、人類が進化の過程でもっとも長い期間を過ごした狩猟採取生活での役割分担から生じたものだ。

 つまり男女の性差は、どちらが優れているかが問題ではなく、それにより生まれる多様性により人類が生き延びるために有効だったのだ。

 しかし私が思うに、産業革命以降のここ数百年の間は、どうも一本調子の経済成長だけが価値とされてきた。
 そこで求めらた結果優先の目的合理性は、明らかに主に男性に備わっていた特質だろう。

 それが行き詰っている今日、持続可能な未来を展望するには、もっと女性の特質を活かす社会へ転換していくべきではないか。
 いずれにしても、生物同様に、多様性を喪失した社会は危機に脆いことは確かだ。

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コメント(2)

最近、ネット上で若い男性と話していると、上の解説で「女性的」とされている協調性、プロセス重視といった特徴を十分に備えている人が多いように感じます。
とても話しやすいですね。
それから、じっとしていられない女性というのもいますね(自分。

どうも私は「結論を急ぐ」傾向が強いですね。
それを自覚しつつ、プロセスを重視する、というより、プロセスそのものを楽しめるようになるのが目標です。

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渡瀬義孝 2008年洞爺湖サミットの開催に合わせ自転車で東京~洞爺湖~札幌1500キロを走破したツーリング洞爺湖に参加。持続可能な未来へ向けエコロジーでリベラルなライフスタイルを! yoshitaka@ihope.jp

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