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『祝島賛歌』スナメリが泳ぐ美しい海に上関原発はいらない

2009年6月17日 13:25 | コメント(0) | トラックバック(0)

 中国電力は山口県上関町に新規原発を建設しようとしている。

 上関原発が建設されれば、スナメリたちが泳ぐ豊かな海は破壊されてしまう。

 建設予定地の対岸にある祝島では、島民の9割が原発建設に反対を貫いている。

 原発反対運動に関わったフォークシンガーは、祝島の豊かな自然を歌いあげるCD『祝島賛歌』をリリースしている。

praise-iwaishima.jpg

 このCDは、岩島漁協のホームページでも紹介されて販売されている。
  http://www5d.biglobe.ne.jp/~jf-iwai/index.htm

 レコーディングに当って発表された呼びかけ文を紹介する。

iwaishima-risingsun.JPG

20世紀が終わっていく

20世紀は電気の時代だった。
それは水力にはじまり火力となり、
ついに原子力発電となった。

原子力は危ない。
誰もがそう思った。
人間は間違う生き物だから、
間違うことが許されないものを、
作ってはいけない。
普通の人はそう思った。

その常識を持たない人がいた。
この国の政府や官僚たち、
ゼネコンや電力会社の人たちだった。

ドイツやイギリス、
アメリカやフランスなど、
先進国がやめたのに、
日本だけはやめなかった。
やめられないワケがあったのだろう。

原子力発電は国策だった。
その国策に真っ向から反対した人たちがいた。
祝島の人たちだった。
アカだといわれ、
非国民だといわれ、
電気を使うなといわれた。

中傷され、
罵倒され、
悪口雑言をあばせかけられた。

苦しかった。
孤立無援だった。
どんなに厳しかったことだろう。
だが どんな時でも、
祝島の人たちは元気だった。
明るかった。

魚のとれる、
きれいな海と、
野菜や米のとれる、
この島があれば
ほかに何がいるのだろう。

闘いはじめて、20年ほど。
なんという長い年月だったことだろう。
だが、ついに時代は動きはじめた。

川が山から流れだし、
やがて海にたどりつくように
真実もいつかは人びとのところへ、
たどりつく。

あと少しで、
祝島の人たちの言ってたことが、
正しかったことを、
歴史は証明するだろう。

その祝島の闘いに、
わたしたちも、
ほんの少し加えさせてもらった。

一緒に闘ったことが、
この20世紀に、
生きた、
フォークシンガーとしての、
私たちの誇りだ。

闘いの中から生まれた歌がある。
なんとかCDにしよう。
それは、
ささやかであっても、
20世紀を生きた、
人間らしい人間の記録であり、
21世紀に生きる、
子どもたちへの、
心からのメッセージなのだ。

お金も時間もありませんが、一緒に作りませんか。

2000年2月2日
上田達生 中村俊道 久村栄二郎 磐田健三郎 笠木透

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