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原発にプロテストし続けた忌野清志郎 彼の「ロック魂」を讃えるマスコミだが・・・

2009年5月 4日 08:19 | コメント(3) | トラックバック(0)

 忌野清志郎が亡くなった。
 若い頃、コンパの席では必ず彼の歌が飛び出してみなで盛り上がった記憶が蘇る。

 原発批判を繰り広げ、天皇制を皮肉った彼の歌を放送禁止にしてきたマスコミは、そんな過去を忘れるかのようにこぞって追悼している。

 「反骨のロック魂」と彼を讃えるのなら、アルバム「カバーズ」に収められた替え歌「サマータイム・ブルース」をテレビで流してみたらどうか?


 最大のスポンサーである電力会社を恐れて、この歌の歌詞すら紹介できまい。


Summertime Blues/サマータイム・ブルース

オリジナル歌詞: E. Cochran & J. Capehart
替え歌詩: 忌野清志郎

暑い夏がそこまで来てる
みんなが海へくり出していく
人気のない所で泳いだら
原子力発電所が建っていた
さっぱりわかんねえ、何のため?
狭い日本のサマータイム・ブルース

熱い炎が先っちょまで出てる
東海地震もそこまで来てる
だけどもまだまだ増えていく
原子力発電所が建っていく
さっぱりわかんねえ、誰のため?
狭い日本のサマータイム・ブルース

寒い冬がそこまで来てる
あんたもこのごろ抜け毛が多い (悪かったな、何だよ)
それでもテレビは言っている
「日本の原発は安全です」
さっぱりわかんねえ、根拠がねえ
これが最後のサマータイム・ブルース

(原発という言い方も改めましょう。
何でも縮めるのは日本人の悪い癖です
正確に原子力発電所と呼ぼうではありませんか。
心配は要りません)

あくせく稼いで税金取られ
たまのバカンス田舎へ行けば
37個も建っている
原子力発電所がまだ増える
知らねえ内に漏れていた
あきれたもんだなサマータイム・ブルース

電力は余ってる、
要らねえ、もう要らねえ

電力は余ってる、
要らねえ、欲しくない

原子力は要らねえ、
危ねえ、欲しくない

要らねえ、要らねえ、欲しくない
要らねえ、要らねえ、

電力は余っているよ
要らねえ、危ねえ、


 昭和天皇が死去し、歌舞音響などを含めて全国が自粛ムードに包まれた「大喪」。
 これを思いっきり皮肉った覆面バンド「タイマーズ」を率いたのも彼だ。

 当時FM東京は「タイマーズ」を放送禁止に。
 清志郎はこれに怒り、フジテレビの生放送「夜のヒットスタジオ」で突然予定曲を変更してFM東京を批判しまくった。
 私はたまたまこのシーンを見たが、テレビの前で大拍手したものだ。

 そんな彼が自転車に夢中になっていたことを昨年初めて知り、ちょっと驚いた。
 商業ベースに乗りながら、ロックの原点を忘れなかった稀有なミュージシャンの冥福を祈ろう。

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コメント(3)

はじめまして。 

当たり前の男がいたんですね。
同じく原発を批判した映画『夢』を撮った黒澤明さえ、
「黒澤は狂ったのか」と酷評されていました。
“当たり前”が通る世の中に変えていきたいと思います。

きおしさん

はじめまして、コメントありがとうございます。

黒澤の映画『夢』が原発を批判しているとは知りませんでした。
私は晩年の黒澤はあまり好きでなく、『夢』は観ていませんでしたが、早速観てみます。

>“当たり前”が通る世の中に変えていきたいと思います。

本当にそう思います。

何度も聞いてきたこの歌の歌詞が、先週から繰り返し思い出されます。作られるまで反対していた当時の自分も…どうかこれ以上被害が大きくなりませんように。非力にも、祈るばかりです。

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渡瀬義孝 2008年洞爺湖サミットの開催に合わせ自転車で東京~洞爺湖~札幌1500キロを走破したツーリング洞爺湖に参加。持続可能な未来へ向けエコロジーでリベラルなライフスタイルを! yoshitaka@ihope.jp

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